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腹直筋とは?役割・鍛え方とシックスパックとの関係を解説

腹直筋とは?役割・鍛え方とシックスパックとの関係を解説

腹直筋(ふくちょくきん)は、お腹の前面にある筋肉で、いわゆる「シックスパック」を形づくる筋肉として知られています。ただし、役割は見た目だけではありません。

この記事では、腹直筋の場所や働き、鍛えるメリット、基本的な鍛え方、シックスパックと体脂肪の関係まで分かりやすく解説します。

腹直筋とは?どこにある筋肉?

お腹の前面にある腹直筋の位置を確認するイメージ

腹直筋は腹部の前面を縦方向に走る筋肉です。胸郭付近から骨盤の恥骨付近までつながり、途中にある腱画によって区切られた形がシックスパックとして見えることがあります。

腹直筋の主な役割

体幹を前へ曲げる

上体を起こす動作などで、胸郭と骨盤を近づける体幹の屈曲に関わります。

腹圧を高める働きを助ける

腹直筋は腹横筋や腹斜筋などと協力し、腹圧を高める働きに関わります。重い物を持つときやトレーニング時の体幹安定にも関係します。

骨盤や体幹の位置をコントロールする

腹直筋は骨盤を後傾させる方向にも働きます。ただし姿勢は腹直筋だけで決まるものではなく、背部や股関節周囲の筋肉、可動域なども関係します。

腹直筋を鍛えるメリット

腹直筋を意識して体幹トレーニングを行うイメージ

腹直筋を鍛えることで、体幹を曲げる力や腹圧をつくる能力の向上が期待できます。また、筋肉自体を発達させることは腹部の見た目にも関係します。

一方で「腹直筋を鍛えれば腰痛が治る」「腹筋だけで基礎代謝が大幅に上がる」と一律に考えることはできません。腰痛にはさまざまな原因があり、体脂肪の減少も全身のエネルギーバランスによって起こります。

腹直筋の基本的な鍛え方

クランチ

仰向けになり、胸郭を骨盤へ近づけるように上体を丸めます。首だけを起こすのではなく、お腹を縮める感覚を意識します。

リバースクランチ

仰向けで膝を曲げ、骨盤を胸郭へ近づけるように動かします。勢いで脚を振り上げず、コントロールできる範囲で行います。

プランクなどの体幹トレーニング

プランクでは腹直筋だけでなく、腹横筋や腹斜筋など複数の筋肉が協力して体幹を支えます。目的に応じて動的な腹筋運動と組み合わせましょう。

腹筋を鍛えればお腹の脂肪は落ちる?

腹筋運動をしても、腹部の脂肪だけを選択的に減らせるわけではありません。腹筋を見せたい場合は、腹直筋を鍛えることに加えて、食事や全身の活動量を整えて体脂肪を適正な範囲へ近づけることが必要です。

脂肪の種類については内臓脂肪と皮下脂肪の違い、体脂肪を減らす基本は体脂肪を減らすには?で詳しく解説しています。

腹筋トレーニングで気をつけたいこと

フォームを確認しながら腹筋トレーニングを行うイメージ

回数を増やすことだけを目標にせず、腰や首に強い痛みが出ない範囲でフォームをコントロールしましょう。痛みが続く場合は運動を中止し、必要に応じて医療機関へ相談してください。

よくある質問

腹直筋は毎日鍛えてもいいですか?

負荷やトレーニング量によって必要な回復時間は異なります。強い筋肉痛や疲労が残っている場合は休息を取りましょう。

腹筋は何回やれば効果がありますか?

一律の回数より、適切なフォームを保ち、目的に合った負荷で徐々に強度を上げることが重要です。

シックスパックにするには腹筋だけでいいですか?

腹直筋の発達だけでなく、腹部を覆う体脂肪量も見た目に影響します。食事・活動量・全身のトレーニングも合わせて考えましょう。

まとめ|腹直筋は見た目だけでなく体幹動作にも関わる

腹直筋はシックスパックを形成する筋肉として知られていますが、体幹の屈曲や腹圧、骨盤のコントロールにも関わります。目的に合わせて正しいフォームで鍛えましょう。

ワイズジム恵比寿では、姿勢や身体の動きを確認したうえで、一人ひとりに合わせて「整えてから鍛える」トレーニングをご提案しています。

執筆者:山崎将
執筆者:山崎将
ワイズジム恵比寿代表。柔道整復師・美容矯正士。姿勢や骨格、身体の動きを確認し、一人ひとりに合わせた「整えてから鍛える」トレーニングを提案しています。